棒寿司を二つ。
〆鯖も美味いが今回は焼き鯖で。
汐鯖の塩気としゃりの甘み、白板昆布の酸味。
馴染むようにさらしでまとめていく。
口の中で味が混ざり合うように一口よりやや大きめに包丁して盛り付ける。噛んでいくとどんどん美味しさが膨らんでいく。この時期なら鯖は勿論、秋刀魚、かますの酢〆、焼いたんでも美味しくできる。鯵や鯛は酢〆の方が良いように思う。
もう一つは「牛の棒寿司」。
脂の少ないところを低温調理したものを使う。
アクセントに振り唐墨なんかどうだろう。
案外、牛と海鮮は相性がいい。雲丹やいくら、塩辛系はソースなんかに仕立ててステーキに合わせると旨味が増幅される。
お食事でもお凌ぎでも楽しめるのがお寿司の良いところ。握りもいいけど、棒寿司や押し寿司も日本料理らしくていいものだ。
もうすぐ早10月、秋も本番。美味しい季節がやってきた。なんだかワクワクするのは自分だけか。
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西中洲の和食「ゆるり」
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