「鰹と鮪|福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり」


鰹と鮪

赤い魚を二つ?どっちかでよくない?
今回は食べ比べ。勿論造里はこれだけではない。

昔は兄さんに「鰹と鮪は一緒に盛るな」とか言われた。何でも味が似てるかららしい。当時から自分は「全くの別物」と思っていたので自分は平気で並べる。

鰹には鰹の、鮪には鮪の良さがある。
比べるとよくわかる。できれば鰹から食べてほしい。好き好きはあるだろうが何方も美味い。
鮪も鰹も便利な冷凍ものがあるが、やはり生が美味い。因みに自分は鰹が大好きなので結構こだわる。うちの鰹を食べて鰹の見方が変わったお客さんもいる。

少し話は変わるが、先月だったと思うが養殖平目からまたしても「クドア食中毒」での被害が出ていた。韓国産の養殖平目ではあるが、後に国産に偽装され出荷されたらしい。勿論、クドア自体は自然界にも存在しているが健康被害が出るほど寄生しているものではないらしく、被害が出ているのは養殖物に限られるといえるようだ。2年くらい前にも問題になったが、その事を覚えている方は少ないだろう。たしか平目だけでなく、韓国産のすずきからも見つかったと自分は記憶している。皆さんちょっと気を付けてくださいね。変に安かったら危険かも(笑)。

鰹も季節の風物詩。初鰹も戻り鰹もどちらも捨てがたい。焼いたり、炊いたりする料理もあるがやはり刺身が一番だ。脂の旨味もありつつ、赤身本来の風味や旨味が堪能できる。生の上物は薬味たっぷりも良いができれば山葵、割り醤油くらいでサラッと召し上がってもらいたい。

そろそろ秋らしい料理も始めよう。
なんか面白いやつを考えるか。

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西中洲の和食「ゆるり」
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