道具を大事にする。
食材を大事にする。
キッチンを綺麗にしておく。
所作に気を配る。
最初に調理場の後輩、スタッフに教えるのはこれです。
まずもって、調理道具を「使い捨て」くらいに考えてる、お金を使いたくない人はそれ程上手くなりません。特に包丁。無理してでも良い包丁を買うようにまずは言います。高い包丁買ったら、おいそれと止めるわけにはいかないですし、本気にならざるを得ません。何より大事にします。
食材を大切にする。極々当たり前です。たまにいますよ、高い食材しか大事にしない人。あー、やだやだ。
キッチンは汚れます。掃除は小まめに。散らかってたり汚れているとなんか作り難くないですか?やる気も出難いですし。
所作もそうですが、汚れまくった白衣や糊の利いてないよれよれの白衣、丸めて置いてある布巾、などあまりよろしくないですね。特に布巾は小まめに洗う、綺麗にたたむが基本。
テクニックの話と思いましたか?すみませんでした。テクニックも大事ですが料理に関してはそれ以前に大切なことがあると思います。
簡単に上手くなる方法、裏技が知りたい方は流行の料理教室にでも行かれるか、ネットで検索すればいいと思います。
上の事を踏まえて、取り合えずは何でも良いので「作ってみる」、それが「上手くなる方法」です。