物にはそれぞれ「理想のサイズ」があります。例えば、鱧なら450~500gが良いですし、天然とらふぐなら2k位、あらなら3~4k位がおすすめです。
天然鮎は姿で塩焼きにして一本でちょうどいいサイズ、15cmくらいが良いのですが、
「ちょっと、君、でかすぎよ・・・。」
って鮎が最近並んでいます。天然なのでサイズを選べるほど物は無いのですが、
「これ一本食べたら腹いっぱいよ、鮎塩焼き定食かい!」
というサイズでした・・・。
なので三枚に卸して一夜干しに。もったいないと言う人もいますが、これはこれで乙なもんです、日本酒との相性も良いですし、骨は上げて骨煎餅に。これまた酒が進みます。
ついでに「白うるか」、鮎の真子と白子の塩辛を添えてみます。あっ、酒が足りませんね、もう一杯いきますか。
鮎で酒を飲みたい人、お待ちしています。天然の良いのが手に入るかどうかは確約できませんが、全力で探します。すみません、天然とはそういうものです。
追伸:魚屋に「明日天然鮎入りそうですか?」と聞くと「そんなもん分かるかい!」って怒られます。そこは川魚もかなり強い、精通している店ですがそういう魚屋さんでもそんな感じです。天然あゆ恐るべし・・・。