鮎の塩焼とビールは非常に相性が良い。
和食には「出会いのもの」という相性が良いものの取り合わせを指す言葉がある。例えば、筍と若布とか。牛蒡と牛肉とかもそうだろうし、鱧と松茸なんかは今時期の代表格だ。
ビールのお供にしてほしいので、前菜でお出しする。炭火でサクッとふわっと、骨も頭も食べれるようにきっちりと焼き上げる。豪快にスダレの上に盛り付けてお席にお届けする。
鮎には思い入れが特に強い。子どもの頃、鮎の名産地である熊本の人吉や琵琶湖のある滋賀で過ごしたからだと思う。
その頃の遊びと言えば、川遊び。
川に行っては魚を追い回す、取りまくる(笑)。
鮎だけでなくウグイやオイカワ、ドジョウなんかを相手にムキになる。農水路でも水が綺麗だったのか群れを成して泳いでいた。たまに琵琶湖の浜で焚火をしてるおっちゃんに焼いてもらったりして食べたりもした。
焼き上る香気吸い込みながらそんな事を思い出した。近いうちに人吉でも行ってみるかな・・・。
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西中洲の和食「ゆるり」
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福岡県福岡市中央区西中洲1-14 プロスペリタ西中洲4F
TEL:092-725-6870(完全予約制)
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