晩秋のお弁当。
「内容がさっぱりわからん」
とたまに言われるので今回は少し細かに説明を。
炊合せから
すっぽんのつみれ、かむろ菊株、海老芋、車海老、南京、八つ橋牛蒡、絹鞘、紅葉麩、紅葉人参、いか焼売。
結構、細々仕事もやってます。数が少ない時はお店のものを流用して作ることが多いので手間が掛かっているものが多くなります。普通、弁当にすっぽんつみれやガチンコ剥きのかむろ菊の蕪を入れるバカはあまりいません。
焼物
出汁巻玉子、つぶ貝、合鴨ロース、生ハムチーズ、鰆味噌幽庵焼、鰈の干物、猿柿玉子、牡蠣有馬煮、焼き目栗、丸十栂煮、酢茗荷、松葉銀杏、むかご
小仕事の積み重ねですね。ご年配のお客様だったので貝はかなり柔らかく炊いています。干物は骨を抜いて食べやすく、色々を少しづつですね。
膾代わり
和牛時雨煮、獅子唐、ミニトマト、松茸、三つ葉、菊花の浸し、穴子南蛮漬
お浸しは季節柄これがベストかと。ステーキも良いですが和牛を甘辛く炊いたのもお弁当には向いています。南蛮は鯖でも良かったのですが、ご馳走感がちょっと欲しかったので穴子と彩のパプリカ。
食事
鯖の棒寿司、スモークサーモン手毬寿司
良い鯖が入ったので鯖棒寿司。龍飛昆布で巻いています。シャリには胡麻、大葉を混ぜ、薬味には和辛子を使っています。手毬寿司のシャリにはオリーブの佃煮を混ぜています。
作り込む弁当はやっぱり面白い。
最近はアイデアというか欲求が沢山出てくる。
超豪華なのり弁作りたいとか、無駄に高級なおにぎりとか。また何かしら実験、試作をしようと思う。
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西中洲の和食「ゆるり」
接待やお祝いのお席に、個室でゆっくりとお食事をお楽しみください。
福岡県福岡市中央区西中洲1-14 プロスペリタ西中洲4F
TEL:092-725-6870(完全予約制）
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