「春らしい弁当|福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり」


春の行楽弁当。
見た目的には地味といえば地味かも。春といえば新鮮で明るい雰囲気はあるが、派手ではない。桜なんかも美しいが「派手」な美しさではなく、柔らかな美しさだと思う。
食材もそう。桜鯛、細魚なども「脂いっぱい、うまーい」ではないし、筍、山菜といった春野菜もどちらかといえば地味に美味い。

春の食材の良いところは
どれも淡く、優しい味だが、力強さを秘めた感じ
という表現が当てはまるように思う。

今回は、

鰆の焼物、諸子の南蛮、桜餅、姫サザエ、鴨ロース
出汁巻き、名残蕪、花弁百合根

若竹煮、桜人参、飯たこ、車海老、絹鞘、土筆

春キャベツ、鹿のロースト、アスパラ、姫唐黍、トマト

イカ焼売、鯛の酒蒸、花菜、蛍烏賊、新じゃが

あさり飯、スモークサーモンのちらし寿司

といったお品書き(ちゃんと書いたら長い、そしてわかりにくい、なんか凄そう感は出るけど)だ。

材料は正直頑張ってるけど、内容は地味。
派手に見せる技術バリバリで作って、素材が台無しになっても意味がないのでこれくらいが丁度いい感じに思う。なんか「フワッと」した雰囲気がほしいわけで。

春らしい景色のお弁当。

今日、明日は桜も見ごろらしい。
お弁当もってお花見も楽しいと思う。
早起きして作ってみてはいかがだろうか?

ま、ビール片手にジャンクフードも捨てがたいけどね。

追伸:行楽や花見などのお弁当は特注でお作りしています。ご注文の際はお早めにご連絡を。

——————————
西中洲の和食「ゆるり」
接待やお祝いのお席に、個室でゆっくりとお食事をお楽しみください。
福岡県福岡市中央区西中洲1-14 プロスペリタ西中洲4F
TEL:092-725-6870(完全予約制)
————————————————