あゆの弁当を試作。
夏限定でご用意しようかと企んでいるのです。
半分は「自分が食べたかったから」ですけどね。こういう時は自分が「板前」で良かったと思います、和食なら大体好みのものがつくれますから。
あゆの塩焼き弁当が作りたいわけではない。
前回?のブログでも書いたのですが、鮎が好きなので鮎をふんだんに使ってお弁当を作りたいわけで「鮎の塩焼き弁当」を作りたいわけではありません。
大好きな駅弁がありましてね、「鮎屋三代」という弁当なんですが、いつも迷うのです「塩焼き」にするか「甘露煮」にするか。
なのでどっちも入れたる!が基本コンセプト。
内臓取りません、鱗も取りません。
「内臓のない鮎は鮎ではない」という旨の発言を魯山人先生も仰っております。塩焼も甘露煮も内臓付きで調理が基本です。なので鮮度が命、新鮮なうちに調理に取り掛かります。
塩焼きも甘露煮も「時間を掛けて」
どちらも時間を掛けて調理しますが、「掛けて」というか「掛かる」ものです。
甘露煮はまず「焼く」素焼きにして、最低半日位は陰干しして、お茶などで三時間位炊いて、それから味付けをします。「骨まで柔らかく」、頭から尻尾まで食べられるようにしようと思うと「時間は掛かる」ものです。
塩焼も「塩振って焼けば終わり」っていうわけにはいかないのです。「塩焼き」と言えどもこれも「頭から尻尾」まで食べられるように出来るだけ「じっくり焼く」ので時間が掛かる、というわけです。サイズにもよりますが長い時は30分くらい焼いています。個人的には小さめが好みです。大きすぎると流石に骨が手強くなります、焼いても焼いても固い(笑)。
夏のお遊び弁当ですよ。
「遊び」というと何だか「不謹慎」な感じもしますが、「風鈴の音」で夏を感じるのと同じように「鮎を食べて夏を感じる」といった「遊び」です。熊本の菊池や原鶴温泉に行った気分とか、雰囲気を感じてもらえれば、といった感じです。
販売するかどうかはまだ未定ですがご要望があればご連絡下さい。
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