鯖寿司のご予約をいただきました。
予約してくれたらご用意いたします。それから鯖買います(笑)
特別に「鯖寿司、やってます」という商品ではありません。特注弁当の一環というか、常連さんが頼むというか。ゆるりで食べて気に入ってくれたお客様に「お願い」されると作る感じです。「また作って、来週取りにいくから」ってな感じです。
ちなみに「時価」です。ま、馬鹿みたいな値段ではありませんよ。
〆鯖の押寿司と棒寿司
片身は木型で押す「バッテラ」スタイル。もう半分はさらしと巻き簾で「棒寿司」にして松前昆布で巻いています。どちらも美味しいですね、これは炙っていますが、白板昆布バージョンもあります。その時の気分というか、鯖の状態ですね。
この時期は炙りと白板昆布か龍飛昆布バージョンで落ち着くと思います。
最近の鯖事情。
やはり鯖は天然の生ものですね。冷凍の鯖で〆鯖を作るお店もありますが、自分は美味く作れないので生を使います。年中鯖は手に入りますがやはり冬が近くなる程脂はのります。夏に近くなると産卵期もかさなりやはり痩せますので良い鯖を選ぶのはちょっと苦労します。
今は養殖もありますが、個人的にははっきり言いますと「好きではない」「美味いと思えない、思わない」ので2、3度試してからは使わなくなりました。
脂は乗っています、異常に。水分もやや多いです、二日経つと鯖なのかどうかもわかりません。活き造りなどには向くとは思いますが、珍しくはあっても美味しいとは思えません。
焼いたら美味しいかもしれませんが「脂の味」が強いので鯖感はないかもしれません。
個人的にはです、あくまで、「個人的な意見」です。
鯖や鯵も今や高級魚かもしれません。
鯖や鯵も良い物を選ぶとやはりいい値段です。勿論、ブランド化などの影響もありますが、美味しいものには「価値」「価格」がついて当たり前だと思います。
「鯖」「鯵」は大衆魚として親しまれていますが、塩鯖なんてノルウェー産が多いですし、海外産を輸入、国内処理で「国産」表記もあります。鯵の開きなども同様のものもあるようです。
確かに「国産」はちょっと高値がつきますので敬遠されがちですが自分には「国産」の味がしっくりきます。
「こんな弁当作れますか?」はご相談下さい。
092-725-6870 ゆるりまで
追伸:先に言いますね、「1000円で和牛ステーキの弁当」「お刺身入りの弁当」
「何でも良いから1500円で豪華な内容」などの無茶振りは止めてくださいね。
ゆるりでは無理ですから・・・。すみません・・・。