久しぶりに天然うなぎを買いました。
天然うなぎの旬は冬。
天然うなぎに旬は冬です。下りうなぎなどと言われ、身質、脂のノリはやはりこの時期が抜群によいです。
有名な話ですが、夏の「土用丑の日にはうなぎを!」みたいな風習は江戸時代に平賀源内が広めたとされています。今でいうところのハロウィン何かと同じ、流行、イベントとして上手く作られたものです。正直いえば「味のよい旬と」は全く違うものですが、風物詩の「旬」として今でも楽しんでいる、といった感じです。
天然うなぎの資源保護
天然うなぎに関しては賛否あります。絶滅が危惧されているものをわざわざ食べなくても・・・。確かに心配な部分はあります。やはり子や孫の世代にも楽しんでもらいたいと思います。美味しいですし、何より日本的な食べ物です。寿司、天婦羅、うなぎ、と聞くとTHE日本料理といった感じがします。
天然うなぎは注文して買うことはない、でも、あったら買う。
資源保護とまではいきませんが、「注文を入れてまで買う」ことはありません。でも仕入先にあって、薦められて、条件(金額やサイズ、モノの質)が合えば大体買います。
絶滅危惧種だとしても魚屋に並んだ時点で誰かが買うべきである。それも値切らずに。
と、個人的にはこれが皆が一番納得できる方法だと考えています。
ゆるりのお客さんが喜んでくれれば私、個人はとても嬉しいですし、お魚屋さんも正当な金額で取引してもらえれば納得してくれる。そうなれば漁師さんも不当に買い叩かれる事も無いと思います。また、淡水漁をしている方は少なくなっている現状を少しは打破できるかもしれません。
うなぎ、もう一本焼いてもらえませんか・・・
今回のうなぎはかなりの上物でした。型はそこまで大きくないですが、脂も上品で、身質も焼いてふっくら、ジューシー、申し分ありませんでした。焼きながら「そりゃ、もう一本ってなるよね、僕の分はないけどね・・・。」と思ってしまいました。
運が良ければ天然うなぎに当たるかも。
天然うなぎは仕入れの時の運次第。入荷があったらまたブログでご案内しようと思います。いくらでもいいから入手しろ!みたいなのは止めてくださいね、正直、いくらお金払っても無い時はないので・・・。