唐墨(からすみ)塩の作り方:福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり


唐墨塩を作ります。

お客様がお持ち帰りしてしまったのでお店で使うストックがなくなってしまいました。

結構ファンがいるのでたまにこういう事態に陥ります。

唐墨塩って?

珍味「唐墨」と塩を使った調味料です。よく天婦羅などで出てくる「抹茶塩」の唐墨バージョンです。刺身によし!お肉によし!焼き魚によし!ごはんにかけてもよし!の万能調味料です。物さえあれば案外簡単に作れます。

作り方は至って簡単

まず塩と唐墨を用意します。塩は何でもいいですが、岩塩や藻塩などの旨味が強いものをおすすめします。唐墨は皮をとってから卸し金で卸します。大根おろし機は穴が開いているのでちょっと向いていないと思います。唐墨の塊ができるので贅沢といえば贅沢ですが。

お鍋に塩を入れて乾煎りします。火傷に注意してください。塩がサラッとしてきたら火を止めて卸した唐墨を入れて一気に混ぜます。ちんたらやってると唐墨が焦げて全く美味しくありません。一気に、サクッと、パワーとスピードです!

よく混ざったら新聞などに広げて熱をとったら完成です。

唐墨と塩の分量は?

正直わかりません・・・。というか、唐墨の塩分にもよりますし、「唐墨を前面に押し出した味」か「唐墨風味の塩」かでも分量はかわります。作る時は切れ端を使ったりしますので一々重さを計ったりはしていません。作る時は「塩少な目、唐墨大目」で作って用途に合わせて塩を足す、というのが個人的には便利です。

今年の唐墨は

不漁続きでここ何年か価格は常に上がっています。端っこも大事に使ってくためにもこのようにちょっと手をかけた調味料を作るのもいいものです。美味しい食材は何でも高い、って正直思います。

唐墨塩を楽しみたい方はこちらから

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