いくらの醤油漬の作り方
1、いくらをばらす。
筋子をばらばらにします。つぶさない様にぬるま湯の中でほぐします。面倒ならバーベキューの網やバドミントンのラケットを通してばらす方法もあります。お好みで。
2、塩をあてる
ばらしたいくらに結構多めに塩を入れてよく混ぜます。塩漬すると皮が柔らかくなるそうです。がっつり塩を入れて個人的には3日ほど放置です。大丈夫です、腐ったりはしません。塩いっぱいですから。程よい塩加減にすれば「塩いくら」です。これも美味しく食べられます。
3、塩抜きをする
流水で塩を抜きます。自分はほとんど抜いてしまいます。いくらが真っ白になるまで。途中よく混ぜて均等に塩抜きしましょう。塩が抜けたか確認(食べる)してからざるで水気を良く切ります。
4、調味液につける
面倒な方は市販の「麺つゆ」でも良いと思いますが、ここまでやったのなら手を抜かないで下さい。出汁3、酒2、味醂1、濃口0,5、薄口0,5を合わせて漬け込みます。一度沸かして冷ました方が角が取れてまろやかですが、日持ちさせたい場合は出汁を水に変えてあわせるだけでかまいません。お酒、味醂のアルコール分で多少ですが持ちがよくなります。
いくらと言っても
いくらとはロシア語で「魚卵」の事です。なので「いくら」といっても、
鮭子、鱒子、に大きくわかれます。
どちらも美味しいですが自分でお作りになるなら
粒が大きく、よりコクと旨味が強い「鮭子」をおすすめします。
そろそろ「いくら」「筋子」の季節もおわりです。おせち用を仕込まないと・・・。
おせち、お店のご予約は 092-725-6870 ゆるりまで
追伸:今年は鮭の不漁でいくらの価格が高騰しています(もともと高いので個人的にはあまり気にはしてないですが)。でも高く売れるからと言って「密漁」はいけません。鮭やいくらに限らずそういった行為はとても不快に思います。