そろそろ牡蠣(かき)の季節です。
九州にも牡蠣の産地は沢山あります。
福岡なら糸島、大分や長崎にも名産地と言われるところが幾つかあります。
全国的には広島や気仙沼などが有名ですね。
今回は「北海道産厚岸産の牡蠣」です。
「厚岸」と書いて「あっけ」と読みます。釧路の近くですね。
全国的には有名な「牡蠣」の名産地です。身も厚くしっかりしています。
広島はまだやや小ぶり、九州産はもっと小ぶりだったので今回は「厚岸」に決定です。
「生食用」のものを使って2つのお料理を仕立てます。
「かきの揚げたん」
まずお席に懐紙を置いたお皿だけお出しします。
そこに揚げたて牡蠣をカウンターから盛り付けます。天婦羅屋さんみたいなシステムです。
牡蠣は昆布で軽く〆ていい塩梅に水気を抜いておきます。塩、胡椒は揚げてから振っています。衣は「パン粉」を擂鉢でかなり細かくして使っています。
実はこれ、先附でお出ししたんです。なのでなるべく「油っこく」ならないようにパン粉は超細め、揚げ時間30秒程度、半生でクリーミーさを大事にしています。
「かき七輪焼」
焼き牡蠣ですが、これも「昆布〆」にした剥き牡蠣を使っています。
時期が時期なので、松茸もいっしょに焼いていきましょう。
シンプルなので「素材の良さ」が際立ちます。
ポン酢でも良いかと思いますが最近お客さんに人気の
岩塩とかぼすで召し上がっていただきます。
牡蠣の楽しみ方
おすすめは「豆牡蠣ご飯」
牡蠣は焼いても、揚げても、生でも(ゆるりではほとんどだしませんが)
蒸したりしても美味しいですね。しかしおすすめは「豆牡蠣ご飯」。
いろは島の小ぶりの牡蠣を「これでもか!」といれて炊いていきます。
もう少ししたらお店でもお出しいたします。是非ご予約を。