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恥ずかしい板前の独白:福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり

今でこそ言えます。私は「板前」になるまでお箸を綺麗に使うことができませんでした。今でも鉛筆の持ち方は変です。少し恥ずかしく思います。

正直言えば他にも色々あります。漢字の書き順とか無茶苦茶ですし、料理人のクセに利き手ではない腕でフライパンをふる事が苦手です。献立を綺麗に書くのもそれほど達筆でもないですし、かつら向きもどちらかと言えば苦手です(下手ではないですよ、念のため・・・)。

親の名誉のために言っておきますが、箸、鉛筆の持ち方は小さい頃は結構言われました、しかし自分が直す気が無かっただけです。それで大人になってちょっと恥ずかしい思いをして直した、と言った感じです。

いや、仕事ですからね。

箸もちゃんと使われへん板前に料理作ってもらってもね、なんかガッカリよ

特に箸の持ち方、使い方なんてものはカウンターなら絶対に見られることですから最低限というか「当たり前に出来るべき事」です。

料理の見た目も大事ですが、作り手の見た目、所作も大事だと感じます。「当たり前」の事ですが案外できていない事もあるような・・・。

皆さんはいかがですか?