子持ちなんちゃら:福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり


最近どじょうの南蛮漬を作ったのですがこの時期は子持ちなので甘露煮でも良かったかな、と思っております。

鮎ももう少ししたら「子持ち鮎」が出回りだすので甘露煮、塩焼き、西京焼きと色々と楽しみはつきません。

この時期、夏休みの期間中は「子持ち板前」「子持ち料理人」を仕入先でよく見かけます。お父さんのお仕事にちびっ子たちがお手伝い?というかくっついてまわっています。とても微笑ましい光景です。

「美味しい海胆と美味しくない海胆があるの?」「あわびって高いの?」「これは鰻?穴子?鱧?ハモって何?」「これ知ってる、鯵やろ鯵!!!」

残念、鯖や・・・というお父さんの突っ込みは兎も角、ちびっ子たちは楽しそうです。たまに「お魚怖い・・・。」といってちょっと泪目の子もいたりします。水族館とはまた違った「リアルな魚」を見る経験ができるのはとてもいい事だと感じました。

自分たちが食べている魚がどんな風に売られていて、どんな風に扱われているか、どんな値段がついているのか、お父さんがどんなお仕事をしているのか、お母さんがどうな風に料理してくれているのか・・・。

子供たちはきっと沢山の発見をしている事でしょう。

夏休みのこの機会に「ちびっ子職場体験」をしてみてはいかがでしょう?自分もそういう機会を作ってみようと思います。