刺身醤油で酒を飲む:福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり


「刺身醤油は置いといて(笑)!!」

お刺身無くなってますけど・・・。刺身醤油は引いてくれるな・・・と?

「この醤油美味しいですね、酒のアテにちょうど良くて」

たまにいらっしゃいます、うちの刺身醤油のコアなファン。正確には「土佐醤油」と言われるもので、濃口をベースに酒や味醂、溜まり醤油、昆布、鰹節で味を整えています。刺身だけでなく卵ご飯やお浸し、冷奴にもおすすめです。

料理屋は大体その店毎にポン酢や刺身醤油のレシピを持っています。(無い店もありますが)使う濃口も色々でキッコーマンだったりジョウキュウだったり、個性が結構あります。

「九州の甘い刺身醤油は苦手なんだけど、ここのはすっきりで旨味と塩味のバランスが好き」

なので酒のアテにしたいと。ならばおまけで生山葵もつけましょう。お酒いっぱい飲んでください。

刺身を引き立てる醤油は脇役ですがスポットライトが当たることもあります。脇役もいい仕事してます、メインと同じくらい大切な一品です。

追伸:今日新しい刺身醤油を仕込みました。沢山は仕込まず小まめに仕込む感じです。ついでに土用丑に向けて鰻のタレも仕込みました。梅雨も開けて本格的な夏の到来です。