先週は特別誂へのお弁当の注文を沢山頂きました。
お店でお出しするお料理同様、お客様のご要望をお聞きして季節に合わせた献立でお造りするように心がけています。で、いつも原価が合わない（笑）。
お弁当もお店のお料理も綺麗に造りたいと思っています。見た目もそうですが、「全部綺麗に（残さず）食べてもらいたい」と言う意味も含めてです。お店のお料理は正直、お出しする量は結構多いですが残す人はほとんどいません。わちゃわちゃした宴会のお客さんは来店されないので当たり前と言えば当たり前ですが、味付け、出す順序など工夫している部分もあります。お弁当も同じくです。
しかし、お弁当になると「ソース」や「出汁」といった液体を入れることができないのでお店とはまた違った工夫も必要です。味の付け方、食材の取り合わせなど。「弁当なんて楽勝だ」という凄腕の料理人さんもいらっしゃるとは思いますが、この手の弁当になると自分はかなり時間が掛かります。実務（仕込む、盛り付ける）ではなく「献立を考える」のに多くの時間を費やします。味、彩などを考えると結構複雑なパズルみたいなものですので「あーでもない、こーでもない」とブツブツ言いながら骨子を固め、全体像を模索していく、そんな感じです。
週明けにもお弁当の予約を頂いてるのでまた頑張って作ります。新しいお弁当もそろそろ考えるかな。法事や特別な会合にはちょっと贅沢な弁当がお勧めです。
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西中洲の和食「ゆるり」
接待やお祝いのお席に、個室でゆっくりとお食事をお楽しみください。
福岡県福岡市中央区西中洲1-14 プロスペリタ西中洲4F
TEL:092-725-6870(完全予約制）
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