冬の代表的な味覚の一つと言えば鱈の白子です。菊子、雲子と言ったりもします。ポン酢、葱、赤おろしで食べる事が多いですが、焼き白子、天婦羅、茶碗蒸しなんかも美味しいですね。
今回は「白子飯」を作ってみました。見た目は「白飯に白子のせただけ」みたいに見えますが何気に仕事はしてあります。「白子粥」があるなら「白子飯」があっても良いやんと考えて色々試した結構苦心作です。
白子は生食用の良い物を選びましょう。張りがあって色が真っ白で艶、透明感があるものが良いですね。塩で揉んでぬめりと臭みを取ってから低温で固くならないように火を入れます。お米は洗ってから水に浸し十分に水を吸わせてからザルに上げておきます。炊き込み用の出汁は昆布出汁、酒、薄口、塩と裏漉した白子と白味噌を少し入れています。
土鍋で炊いていく間に白子を塩焼きしします。焼き色はほどほど、温まる程度に火をあて仕上げに少しだけ薄口を塗ります。食事をお出しするタイミングを見計らっておく事も大切です。
炊き立てのご飯を茶碗に盛って焼き白子を乗せて金時人参を飾って出来上がりです。
ちょっとした贅沢ご飯。今度は白子天丼でも作ってみたいと思います。
追伸：先週の寒波がウソみたいですね。今日は暖かかったな。
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西中洲の和食「ゆるり」
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