「あなたの好みと献立|福岡、西中洲の和食、日本料理 ゆるり」



先日の献立を2つ。好みが違うからね。

内容がかぶる所もあるがざっくりこんな感じで。

「お献立、1」
・先附 生ハム豆腐 ・椀代 稚鮎のしゃぶしゃぶ ・造里 鱒板昆布〆、初鰹銀皮、・きす松皮・鯛へぎ造り ・天然寅河豚白子焼 ・凌ぎ 筍ご飯の小稲荷 ・代鉢 フォアグラの出汁巻き 田芹の餡掛 ・主菜 伊万里牛ステーキ風 軽めの温燻  ・食事 白海老炊込ご飯 浅利とあおさの潮汁 甘味 抹茶チョコ風味の豆乳ババロウ

「お献立、2」
・先附 生ハム豆腐 ・椀 合馬筍摺り流し 雲丹白玉と生雲丹 ・造里 伊勢海老姿造り、鰹銀皮、中トロ、きす皮霜、鯛、鱒白板昆布〆 ・焼物 大鯖塩焼 ・煮物 丸茄子田舎煮 ・牛ステーキ軽めの燻製 ・食事 白海老ご飯

出し方も「献立1」は少しをテンポよく。白子は大きかったので真っ二つにしてスプーンで。「献立2」は「お刺身大好き」なので「お造里」で勝負。それだけでは面白みがないので大鯖を捌く前に持っていって「これ、今から捌いて良いとこだけ焼きます」みたいな遊びもしてしまった。

「好みにあわせる」といっても根本的な「味」や「料理の顔つき」を代えるつもりは微塵もない。でも出し方や内容は「楽しんでもらう」ために変化や抑揚をつけることはよくやる。

ゆるりのお客さんは「食の楽しみ方」をよくご存知だ。
「どうやって造るの?」とか「どうやってアイデア出すの?」と言っていただいたり、料理の説明に行くまで待っていてくれたり。

ゆるりは決して有名店ではないし、自分自身も有名店で修行をした経験もない。それでもゆるりで「楽しみたい」と思ってくれる人がいることはとても嬉しいし、自信にもなる。

だからこそただ「場所」や「料理」を提供すれば良い訳ではない。
ゆるりは「楽しい時間」を共有する料理屋でありたい。

追伸:「フォアグラ出汁巻って!!!!」(笑)いたずらがすぎたかな。実はもうひとつ「献立3」があった。

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西中洲の和食「ゆるり」
接待やお祝いのお席に、個室でゆっくりとお食事をお楽しみください。
福岡県福岡市中央区西中洲1-14 プロスペリタ西中洲4F
TEL:092-725-6870(完全予約制)
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