「糠床｜福岡、西中洲の和食、日本料理　ゆるり」

糠床。糠漬けをつくるやつです。
乳酸醗酵で野菜が美味しくなる「お漬物」。

家付きの菌で味が変わるし、手入れする人でもかわる。
誰が漬けても「オンリーワン」の味になる、不思議な食べ物。

昔は各家庭にあったのだろうが、最近はあまり見かけないようだ。家それぞれの工夫ややり方もあって「食の楽しみ」であったり、「食卓の名わき役」であったと思うと少し寂しい気もする。

毎日面倒を見るのは確かに大変だ。ちびっ子と大差ない。さらに何も言わないのでタチが悪い。
うちの子なんて元気が良すぎて単時間で古漬けになってしまう。糠を足すか、塩を入れるか、はたまた冷蔵庫にいれて大人しくするか、対処の仕方も様々である。

毎日まぜて、ご飯（何でもいいので漬ける）をあげて、少しづつ美味しいお漬物を作ってくれるようになる。できが良いと正直ニンマリしてしまうし、糠をなぜか褒めてしまう、よく頑張ったと。

今時のお漬物と言えばスーパーで売っている袋詰めのものが主流になりつつあるが、やはり自分で作ったほうが美味しく思える。不出来なときもあるが、それがかえって「いい味」のような。

糠漬けに限らず、自宅でも美味しい漬物はつくれる。
そろそろ新米も出だした。
「お米と自家製の漬物」だけでもご馳走になる。
たまにはそういう楽しみ方も良い思う。

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西中洲の和食「ゆるり」

接待やお祝いのお席に、個室でゆっくりとお食事をお楽しみください。

福岡県福岡市中央区西中洲1-14 プロスペリタ西中洲4F
TEL:092-725-6870(完全予約制）
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